この映画はバーの用心棒だった若者が、ひょんなキッカケから乱闘専門のアイスホッケー選手となり、スランプに喘ぐチームと共に成長していくサクセスストーリーです。
普通に良い作品なんですが邦題がいけません。
『俺たちフィギュアスケーター』に似たタイトルが付けられてしまっており、知らない人には、まるでコメディ映画のように見えてしまうんじゃないでしょうか?
しかし実際のストーリーは、実話を元にしているせいか結構シリアスです。
スポーツマンシップが全く感じられない主人公のプレーに、仲間は元よりファンさえもリスペクトします。
この作品は、私にアイスホッケーの新しい側面を見せてくれました。
チームのために文字通り血を流す彼等は、最高にカッコ良いです。
今まで観た中で最高のアイスホッケー映画ですが、残念な事に邦題とパッケージが全てを台無しにしています。
採点:★★★★★