映画『ユーリ!!! on ICE 4DX vol.3』を観ました。
この映画を説明するとフィギュアスケートアニメ『ユーリ!!! on ICE』の第9~12話です。
このシリーズは映像美としても、人間ドラマとして観ても素晴らしい作品でした。
特に若き天才がグランプリファイナルの魔物に飲まれる姿は生々しかったです。
現実の世界で何度も見たような光景でした。
そしてファンの前で、気丈にふるまう彼の姿が印象に残りました。
また本作の、もう一つのテーマでもある同性愛的描写が加速します。
ただ最後まで【ゲイ】のような明示的な言葉は出ません。
この作品の自然な同性愛的表現は、私にとって新鮮でした。
現代では異性愛が普通という常識があるから【同性愛】が特殊なものとして扱われます。
しかし昔は日本でも同性愛が普通の事として扱われていた時代があったそうです。
これまでも一定数の同性愛者は必ず存在してきました。
今のモラルの上では特殊でも、人類という種として考えれば、同性愛もまた普通なのかも知れません。
私の中で『ユーリ!!! on ICE』は、色々な意味で伝説になりました。
採点:★★★★★